jp- Hiroŝimo —2006国際女性デーひろしま集会の名において、みなさんに心からの友情のあいさつ

Publié le samedi 28 janvier 2006 , mis a jour le mardi 14 mars 2006

2006国際女性デー連帯のメッセージ

世界の女性のみなさん

 2006国際女性デーひろしま集会の名において、みなさんに心からの友情のあいさつ
を送ります。

 今年は日本国憲法が公布されて60周年になります。
 その9条の平和主義、法のもとでの男女平等をうたった14条・24条は、平和な社会を
めざして活動する女性の歩みを力強く支えてきました。
 私たちは、今年も3月4日に国際女性デーひろしま集会を持ちます。集会では14条と
24条の草案に関わった米国女性ベアテ・シロタ・ゴードンさんの半生と日本の女性たち
の戦後の歩みを描いた「ベアテの贈り物」というドキュメンタリー映画を上映し、平和憲
法と女性をテーマに講演を聴きます。
 今なお世界では争いが続いています。その中で、日本では特に9条を変え、戦争をする
国にしようとの動きが強まっていることを私たちは懸念しています。戦争では真っ先に弱
い立場の人たち、女性・こども・老人の人権がふみにじられます。
 私たちヒロシマの女性は、改めて憲法のこれらの条文を学び、世界の女性の平和や人権
の活動に協力していきたいと願っています。宗教や民族、文化の壁を越えて世界の女性た
ちが手を携え、21世紀の平和の構築のためにともに支えあっていきましょう。

 日本国憲法の9条と24条を示しますので、あなたの国の状況と比べてあなたのご意見
を私たちの集会によせてください。メッセージは集会で展示します。

第9条
  日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる
 戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永
 久にこれを放棄する。
  前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交
 戦権は、これを認めない。
第24条
  婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基
 本として、相互の協力により、維持されなければならない。
  配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するそ
 の他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定
 されなければならない。

 2006国際女性デーひろしま実行委員会・広島市
代表 信政ちえ子

広島県の女性の地位向上と社会参画をすすめる会
日本女性会議2007ひろしま実行委員会
ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト
広島市地域女性団体連絡協議会
WEプラザ女性団体・グループ連絡会
国際婦人年広島県連絡会
シネマキャラバン
新日本婦人の会広島県本部
通信労組
広島県医労連女性部
広島県母子寡婦福祉連合会
広島市よい本をすすめる母の会
広島市職員労働組合女性部
広島市母親連絡会
広島市女性団体連絡会議
広商連婦人部協議会
婦人民主クラブ(再建)広島支部
セイブ・ザ・イラクチルドレン広島
広島市教職員組合女性部
広島YWCA
広島市母子寡婦福祉連合会
広島市自治労連女性部
広島県母親連絡会